立会い出産|夫が出来る事は?準備する物は?私の体験談

立ち合い出産、どうするか悩まれる方も多いと思います。 立ち合いすると旦那さんは奥さんをお母さんとしてしか見れなくなる、女としてみれなくなった等でセックスレスの原因になると言われたりもしますが、二人の愛の結晶が誕生する貴重な時間を出来れば見届けてもらうことを個人的にはオススメします。その理由を体験談にてお話します。

夫ができる事は?

まず、立ち会い出産をするにあたって夫に何ができるのか、どうしてもらうと助かったのかをお話したいと思います。

わたしの場合は、夜中に破水からはじまりました。現在二人の子供がいますが、二人とも同じ状況でした。

まず、夫が居て助かったのは破水が始まると無意識に羊水が出てきます。 わたしは羊水に穴が開き、そこからチョロチョロと流れてくるといった状態だったのですが、局部に力を入れても流れは止まりません。

おむつくらい大きめの生理用品を下着にしていても不安だったのでバスタオルを下着に挟んで家を出ました。

破水した状態でお金を払ったり階段の昇り降りをする時に夫が手を貸し、代わりに支払いをしてくれると助かります。

そして膜が破け、そこから細菌が入らないようにということで、そのまま入院になりました。 中には陣痛であっても子宮口がある程度開いてなければ一旦帰らされるケースもあるみたいなので、誰かに付き添ってもらえるならその方が助かります。

準備する物は?

入院前にある程度、必要なものは産婦人科からリストを貰っていたので特に困ることはありませんでしたが、そこから出産に至るまで10時間かかりました。

陣痛から出産に向けてリストに載っていなかった物で私があって良かった物はテニスボール・小腹が減った時の食べ物・ストロー(横になったままでも飲めるように)・汗拭きタオル・靴下・充電器・うちわでした。

私の体験談

特に初めての子はこれから出産という緊張感で落ち着いていられません。 ただ、本格的な陣痛が始まる前は生理痛のようなお腹の痛みが小刻みにくるくらいで、「なんだ陣痛なんてこんなものか」と旦那さんと話していたものです。

しかし、まだまだ生まれそうもないので、旦那さんは家で待機。 一人で心細い中、わたしが寝るまで電話やLINEでずっと励ましてくれました。

翌日、意外と眠れた私は朝食を済ませ、昼食も終えた頃、どんどんと陣痛が強まってきたので旦那さんに生まれるかもしれないと電話をし、陣痛に耐えていました。

それまで看護士さんが腰をさすってくれていましたが、旦那さんが到着。 旦那さんが早速腰や背中をさすってくれましたが、どうもポイントが違う! 「そこじゃない!」「もっと強くして!」と喧嘩腰に言っていましたが、懸命に言う通りにしてくれました。

そこであって助かったのがテニスボール。 ネットでテニスボールが役に立つと書いていたので念のために持ってきてもらっていたのですが、テニスボールを腰やおしりに当てて思いっきり押してもらうと陣痛がなんだか和らぐのです!

柔らかすぎるとダメ、堅すぎると痛い、テニスボールがちょうど良いですw 他にも横になっていたので喉が乾いたときにストローで飲み物を貰っていました。

病院にストローはなかったのでストローもあると便利でした。 あとはうちわ。 長時間で変に体力を使うせいか、汗をかくのでうちわや汗拭きタオルもあると便利です。

そして、いよいよ別室へ移動。 本格的に産む準備室へ。 今までのはまだ前兆だったの?と思うとなかなかキツかったです。

子宮口が9センチ開いたところで汚い話ですが、まだ力まない!と言われてもどうしても力んでしまい、大便を出していたみたいで、すごく恥ずかしかったのですが、看護士さんが、「みんなするよ~大丈夫よ~出していーよ~」とフォローをすかさずしてくれ、モリモリ出していました笑

それでも旦那さんは頑張れーと手を握ってくれていました。 もう愛ですよね。 そして無事出産。初めての子供の時は二人とも涙ぐんでいましたが、二人目は低体重ですごく小さく、でも髪の毛はすごく生えていたので「えっ?」っという感じでした。

リアルに猿を産んだかと思いました。二人目は小さかったので二、三日は保育器と言われてしまいました。 わたしの産院は子供と生まれた日から一緒に過ごせるところだったので暇さえあれば保育器の前に座っていました。

相部屋だったのでカーテン越しから隣の家族が赤ちゃんを抱っこをして微笑ましい声が聞こえる度に寂しい思いをしました。

なので授乳の時間がすごく幸せなひと時でした。 また赤ちゃんが急に心配になったりと情緒不安定になったり長女や旦那さんに会いたくなったり、なぜか夜はすごく寂しかったです。

そんな時、夫に電話やメールをした時に、わたしが寝るまで起きてるからと言ってくれ次の日に仕事にも関わらず、ずっと相手をしてくれました。

会えない時でもそうやって大切にしてくれる旦那さんに本当に感謝です。 退院してからも洗い物をしてくれたり、腰を1時間以上マッサージしてくれたりと懸命でした。

ここで何もしない旦那だったら冷めていたかもしれません。 今はほとんどしてくれませんけどね。

まとめ

旦那さんとよく話し合い、立ち合いをするかしないか、こういう時はこうして欲しい等の確認とプランをメモに残しておかないと男の人は鈍いので当日イライラするかもしれません。

ただ、何より大切なのは思いやり。 完璧を求めずやろうとしてくれる姿や想いを感じ取ってあげて下さい。 赤ちゃんの日記をつけると同時にパパがどうしてくれたか等を記録に残すのもオススメですよ!