今回は、友人に出産体験談を書いてもらいました。陣痛がなかなか来なくて暇つぶしに散歩をしていたら陣痛が来た!というお話です。
散歩で陣痛がキタ!
私は予定日が近くなるごとに前駆陣痛のような微弱な痛みがありました。予定日を1日過ぎた夜。いつもより強めの痛みを感じ眠れ無いほどでした。
翌日ちょうど検診の予定があり、痛みも続いていたので姉に連絡し病院についてきてもらうことにしました。
迎えに来てくれると顔をみて「余裕やからまだまだ産まれへんな」と言われましたが検診を受けるとちょうどゴールデンウイーク前という事もあり入院する事になりました。
陣痛室に案内されましたがお昼を過ぎても陣痛の間隔が短くならず助産師さんに「少し散歩にでも行ってみる?」と言われたので退屈しのぎに40〜50分ほど近所を散歩し病院に帰ると散歩が効果的だったのか陣痛が5分間隔になり夕食時には痛さも強くなってきました。
仕事が終わり主人も駆けつけてくれました。徐々に痛みが強くなってくるもののまだ冗談を言ったりできるほどでしたが9時を回るとどんどん間隔が短くなり我慢でき無い痛さ。
「いーたーいー‼︎‼︎‼︎‼︎」と大絶叫。
叫び過ぎで汗だくになり「アーツーイー‼︎‼︎‼︎」と叫んでみたりうちわで扇いでもらえば「寒い!」と文句を言ったりしていました。
とにかく痛みをどうする事もでき無いので檻に閉じ込められたゴリラのようにベット柵を揺らし絶叫していました。
前日眠れなかったこともあり陣痛が収まった一瞬に寝てしまい自分のいびきで起きるとゆう…
思い返せば恥ずかしすぎる(苦笑)でもそれだけ必死だったのだと思う。それでも分娩室までは何度も助産師さんに「まだですか?!」と聞いてみたりしてもう何かが出そうな感覚!
やっと分娩室に移動できてからも1時間助産師さんが教えてくれる呼吸法やいきみ方をできているのかもわからず、とりあえず必死に続け分娩室でも大絶叫‼︎‼︎「いーーたーーーい!!」
助産師さんに「もう赤ちゃんでてるよ」と言われて体の力がハア〜と抜けるまで産まれたことすらわからず叫び続けてたなんて恥ずかしすぎる。
少し小さめかもと言われていましたが2964gもあり元気に産まれてきてくれました。
胸に抱かせてもらい、自分が母親になったという不思議な感覚と本当に出産は命がけでみんなの助けがあってこその幸せだなととても実感しました。